様々な塗装や特殊な壁装材を使ったオリジナリティあるリフォーム提案を得意としています。

ルームリファインは「低コストリノベーション」

ルームリファインサービスは空室対策に最適な費用対効果の高いリフォーム手法です。

今回はルームリファインの施工の内容について写真を交えながら書いていきたいと思います。

 塗装

まずはルームリファイン施工のメインは「塗装」です。 既存のクロスの上からの塗装になります。

「塗装」という言葉から油性のペンキっぽい「ベタッ」としたイメージをもたれる方が多いようですがルームリファインの施工で使う水性塗料はマットな質感で落ち着いた空間に仕上がります。むしろ言われないと「え？塗っているのこれ？」と塗装だとは気付かない方も多いです。

「塗装は養生８割」という言葉があるくらい、塗る作業よりもその前の養生（塗らないところをガードする作業）の方が重要で時間も掛かりますね。

この段階で、クロスが破れている場合はクロスの補修をします、またあまりにもダメージが酷い場合は一面クロスの張り替えを行います。

あと前の入居者さんがタバコを吸っていた場合、クロスがヤニで真っ茶色になっていることがあります。この場合、普通に上から塗装をしてしまうと塗装後にヤニが浮き出てきてしまいます。それを防ぐ為に少しでもヤニがあるなと思ったら「シーラー」というモノをまず塗ってからペイントをします。シーラーを塗ることでヤニが染み出してくるのを防げます。基本的にはどんな状態でも塗装で対応可能と言うことですね。

クッションフロア

床は基本的にはクッションフロアで仕上げます。 原材料が安いのが一番のメリットで、結果として施工金額を抑えられます。

また、名前の通りクッション性が強いので階下への音の問題も発生しにくいでしょう。

クッションフロアというと「茶色、幅の狭いフローリング調」が賃貸物件でメジャーですが、実はかなり種類があります。ちゃんと選べば「良く有りがちな部屋」にはなりません。

また追加料金が若干発生しますが、フロアタイルでの施工も可能です。

ダイノックシート

ダイノックシートは主にキッチンの扉部分に使います。

ダイノックシートは壁紙と比較すると、施工は簡単、原料は高いです。 なのでピンポイントで使用するようにしています。キッチン扉に使用すると高級感が出て、新品のようなとは言いませんが、かなり古さが払拭できます。基本的には設備の交換を提案しないルームリファインでは大切な施工になります。

また、シート素材はイロイロ種類はありますが、弊社では品質や高級感を考えて「３Ｍのダイノックシート」を使用しています。

照明の設置

お部屋のイメージを作る上で照明の影響はとても大きいです。 弊社では照明の設置も基本的には含めています。

内覧の際に照明が付いているのと付いていないのでは全く印象が違いますし、デザイン性のあるものが設置されているのはイメージ的にインパクトは強いです。

また、照明が白熱灯か蛍光灯かで、同じ壁を見た時の印象は全然違います。

木部の塗装

木部の塗装も行います。（オプション料金が発生する事があります。）  クロス塗装だけではどうしてもカッコ良く仕上がらないケースがあります。 古い物件の場合、木部がどうしても目についてしまう場合などがあります。 その場合、木部まで塗装すると見違えるようにお部屋のイメージが変わる事があります。木部の面積なんて壁や天井の面積に比べると小さいのですが、どうしても古さが目についてしまうことがあります。そんな時には木部や巾木の塗装を行います。木部を白く塗ると部屋の印象はかなり明るくなりますし、木部を黒く塗ると空間がかなり「絞まる」印象です。

その他の施工として

・巾木の交換
・コンセントカバーの交換

を行います。

その他 一点豪華主義でオリジナリティを出すために「ちょっと変わった事」をしてみることがあります。

例えば

・変わり種の塗装（写真はホワイトボード塗料）

・タイルを貼る

・柄物のクロスをピンポイントで使ってみる。

などがこれにあたります。

ここに書いた以外の事でも、今後は積極的に取り入れていきたいと考えています。基本は「資材費はそれ程掛からないけどインパクトはある」素材を見つけていきたいと思っています。（井上）